新卒介護職員の「入社後の感想」を掲載いたしました。
社会福祉法人仁成福祉協会では、この4月に高校生9名・短大生1名・大学生1名の介護職員を採用いたしました。
入社して約3ヶ月が経過し、それぞれの施設で先輩方より新人教育を行っている最中でございます。今回は、新卒介護職員より、
「今感じていること」や「入社してから大変だったこと」、「やりがいを感じたこと」などの感想を寄せていただきました。
これから、介護を目指す皆さまの、参考になればと思い掲載いたしましたので、ご一読いただければ幸いです。
★★おもと園 F・Mさん 女性(新潟商業高等学校卒業)★★
私が介護職員として働きたいと考えた理由は二つあります。一つには、私の知人の中に介護職員として働いている人が多く、介護の仕事が身近に感じられていたこと、二つ目には学生時代の部活で培ってきた体力や忍耐力を仕事に活かしていきたいと考えたからです。今年の4月にこの施設に就職し、介護の現場で実感したことは、オムツ交換やベッドから車椅子に移乗する時、予想外に体力が必要な仕事であると感じたこと、意外にも食事介助の時でも体力が必要な仕事なのだと思いました。それ以外に技術的なこともかなり求められる仕事であると改めて実感していますが、利用者の方々から感謝の言葉を頂いたり、笑顔で話をして頂いた瞬間にとてもやりがいを感じています。新人の私には未熟な点がまだまだ沢山ありますが、一人前の社会人として精神的に、また一人前の介護職員として技術的にも向上していけるよう日々努力をしていきたいと考えています。
★★おもと園 I・Kさん 女性(羽茂高等学校卒業)★★
私が介護という仕事をやり始めてからやりがいを感じる時は、入所されている方に感謝をされる時です。些細なことでも「ありがとう」と言ってくださる入所者様がおもと園にはたくさんいらっしゃいます。またオムツ交換時や夜勤時なども「ご苦労様」や「大変だね」など、ねぎらいの言葉も沢山掛けて頂いています。入所者の中にはどういうふうに話をすれば理解してくださるかなど、コミュニケーションをして行く中でなかなかうまくいかないこともありますが、先輩方がフォローをしてくださるので、私自身はとても仕事をしやすいですし、逆に学ぶことも沢山あります。先輩からは、「自分がしていることの一つ一つが、入所者の方の命に関わると思って」と言われたことがあり、この仕事に対する責任の重さを知りました。責任の重い仕事ではありますが、入所者の方々から感謝されるととてもやりがいを感じます。優しい入所者さんと優しい先輩に囲まれて、仕事が楽しいと感じることが多々あります。これからも一人前になれるよう、頑張りたいと思います。
★★おもと園 I・Iさん 女性(阿賀野高等学校卒業)★★
私は人に役に立つ仕事がしたくて介護の仕事を選びました。介護の仕事を選んで良かったと思うことが二つあります。一つ目は、多くの利用者の方々とふれあえた事です。今まで私の周りにお年寄りが身近におらず、接する機会があまり無かったのでこれを機にもっといろんな方々とふれあっていきたいと思いました。二つ目は、何の知識の無い私に利用者からの「ありがとう」という言葉を頂戴した時です。高校卒業後、専門学校にも行かず、介護の資格も持たず無知のままこの仕事をして、利用者の方々には不快な気持ちにさせているのではないかと考える時もあります。しかし、これから利用者の方々とのコミュ二ケーションをとりながら相手が今どうして欲しいかなど考えて少しずつ知識を覚えていきたいです。
★★おもと園 S・Rさん 女性(新潟東高等学校)★★
私は子供の頃からお年寄りの方々と接することが好きで、少しでもそのような方々のお役に立ちたいと考えて介護の仕事を志望しました。しかしこの施設に就職して介護の仕事を始めてから、大変だなと思うことはたくさんあります。特に利用者の方々のお名前を覚えることが大変でした。最近になり徐々にですが、利用者の方々のお名前とその方の特徴を一緒に考えるようにすると、お名前を覚えられるようになってきました。一度利用者の方々のお名前を覚えると、それをきっかけに自分から声をかけやすくなり、会話が弾むようにもなりました。大変だなと思うことは他にも沢山ありますが、オムツ交換も移乗もうまくできなかったのに、「ありがとう」と言って頂いたことがあり、この仕事をして本当に良かったと思うこともあります。私は将来、利用者の方々が楽しく明るく生活をして頂けるように、一人の介護職員としてもっと成長し、この仕事を選んで本当に良かったと自他共に認められる、そんな介護職員になりたいです。
★★にいがた新生園 A・Kさん 女性(村松高等学校卒業)★★
私が介護をしてて良かったと思う時は、利用者様に喜んでもらえた時です。例えば、おむつ交換したり、入浴介助したり、車椅子へ移乗をしたときに「ありがとう」と言ってもらえる時が一番うれしいです。やりがいを感じる時は、利用者様と楽しく会話をしたり、一緒にレクリエーションに参加したり、大変な仕事でも自分でちゃんとやり終えた時にとてもやりがいを感じます。私は将来、しっかりと技術を身につけて、もっともっと利用者様のお役に立てるような介護職員になりたいです。
★★にいがた新生園 O・Nさん 男性(新潟医療福祉大学卒業)★★
最初、働き初めの頃は周りが見えず自分だけの仕事で精一杯でした。しかし働いている内に周りがみえてくるようになり、自分で考えて動ける楽しさを感じる事ができるようになりました。入所者様との会話も最初は多くできませんでしたが、仕事に慣れてくると入所者様との会話も多くなり、楽しく仕事が出来ています。毎日色んな事が起きるので毎日が勉強になり、とてもやりがいがあり、楽しい仕事です。とても大変できつい仕事でもありますが、その分楽しい事などがあり、やりがいも感じることができる仕事だと思います。
★★にいがた新生園 S・Kさん 女性(阿賀野高等学校卒業)★★
私は、高校を卒業した後、人の役に立ってやりがいを感じられる仕事に就きたいと思っていました。色々考えた結果、昔からお年寄りが好きなのとお世話をすることが好きなので介護という仕事に行き着きました。実際に就職してからというもの、思っていたよりも大変で毎日、身を引きしめて勤務しています。しかし、こうして仕事をしている中で、利用者の方々に「ありがとう」や「頑張れ」などと声をかけてくださる時があります。その瞬間が私にとってこの仕事をやっていて良かったと思います。この仕事の良いところは、やはり直接利用者様とふれあうことができ、直接声を聞けることだと思っています。コミュニケーションを取ることによって私も元気が出て頑張ろうと思える時があります。これからもたくさん利用者様と関わっていき、元気に頑張っていきたいと思います。
★★にいがた新生園 H・Nさん 女性(白根高等学校卒業)★★
私は今、この職場「にいがた新生園」に就職できて良かったと思っています。勤めた当初は、〝介護〟というものを全く知らない自分にできるのかとても不安でした。でも、ここの職場の人達は、一から丁寧に教えて下さったり、分からないことを聞いてもちゃんと答えてくれます。実際に働いてみて改めて介護という大変さを知りました。大変なことばかりだけど、利用者の方々とお話をしたり、楽しいこともあります。そして、将来私は職場の人達みたいに利用者の方から頼られる介護職員になりたいと思っています。
★★関屋おもと園 A・Tさん 男性(北越高等学校卒業)★★
私は、介護という職に就いてまだ3ヶ月ほどしかたっておりませんが、常に「やりがい」を感じながら仕事をさせて頂いております。人生のまさに最期に関わることが出来るこの仕事は、自分の人間性や価値観に深みを与えてくれるという意味でもとても素晴らしいことだと思います。私もこの仕事をするまでは、おじいちゃんやおばあちゃんが好きなごく普通の高校生でした。しかし、この仕事を始めてからは人と人との触れ合いの中で多くを感じ、学び、少しは成長出来たのではないかと感じています。自分が描くケアマネジメントで利用者様が活き活きとした生活を送る姿や、ご家族様が安心して任して下さる様子を見ると、また次も、これからも頑張ろう!という意欲が湧いてきます。まだまだ未熟ですが、先輩や利用者様、家族様に支えられながら、そして感謝の気持ちを忘れずにこの「やりがい」のある介護の仕事を頑張って行こうと思います。
★★あすか W・Mさん 女性(新潟青陵大学短期大学部卒業)★★
この度、介護職員として働かせていただくことになりました。まだ入社したばかりで右も左も分からず戸惑うことも多いですが、初心を忘れずにこれからも働いていきたいと思っております。また、少しでも早く即戦力になれるよう努力していきたいと思っております。日々利用者様や先輩職員・様々な方々に支えていただき感謝の毎日です。利用者様一人一人に耳を傾け、よりよいケアができるよう精一杯頑張っていきたいと決意を新たにしています。
★あすか H・Rさん 女性(日本文理高等学校卒業)★★
私は、小学三年生頃までは、近所のお年寄りの方々とよく話をしていました。その後、そのようにお年寄りの方々と話をする機会は、あまりありませんでした。この介護という仕事に就いてから、いろんな人と関わる中で、子供の頃のように入所されているお年寄りの方と、よく話をするようになりました。そして、お話をするときに大切にしたい事は、決してきつい言い方をしないよう、常に優しい気持ちで接したいと思います。これからはいろいろと大変だと思いますが、理想の介護職員を目指して頑張りたいと思います。